職業:会社員
病歴:事務職でパソコンを長時間使用するため、首肩は常に凝っている。忙しくなると目の奥が痛くなり、小さな帽子をかぶっているかのように締め付けられるような痛みが出現する。鎮痛剤を飲んだときは軽くなるが、薬がきれるとぶり返す。
治療:
1回目
@全身調整
Aパルス(電気鍼) うつ伏せ 15分
〈治療点〉 百会・F門・(以後左右)天柱・完骨・肩井・肩中兪・肺兪・隔兪
Bお灸 湧泉
2回目(翌日) 締め付け感はまだあるけどだいぶいい。
@〜Bは同じ
※3回目の治療で症状はほぼ消失。仕事で首肩が凝りやすいため、現在も週に1度治療を継続し、頭痛が起こる頻度がかなり減少している。
この症例の他にも頭痛を訴える患者さんは多数いらっしゃいます。ひどい方は吐いたり、寝込んで動けなくなったり・・・。医師からは「原因となるものはない」と言われて不安が募って来院される方もおられます。そのような患者さんも鍼灸治療で改善されて元気に過ごしていらっしゃいます。悩んでいる方は、お近くの鍼灸院や治療院に相談してみてはいかがでしょうか。
次回は「頸椎症」の症例をご紹介します。
|