こんにちは。岩下です。 長くお休みして申し訳ありません。年度末・年度初めは会務に追われまして(苦笑)。これから、また、いろいろとご紹介したいと思います。
五十肩については、「症状とツボ」の「第9回 五十肩・テニス肘」で説明していますので、ここでは簡単におさらいしますね。 五十肩は「肩関節周囲炎」という、文字通り、肩関節を構成する筋・腱・関節包などに炎症などが起こり激しい痛みが生じるもので、主な理由は、退行性変化(いわゆる老化)です。特徴的な症状は、腕を上げられない・朝方にうずいて目が覚めるなどです。 五十肩の症状が出現する前触れとして、首・肩の緊張や痛み、腕が重く感じるなどがありますが、“そのうち治るだろう”と思い、湿布などで対処し、慢性化して肩が動かせなくなったり、痛みで睡眠不足になって来院される方が多くみられます。 また、五十肩に鍼灸治療が効果的であることを知らない方も多い様です。 それでは、症例をご紹介します。
季節の変わり目である時期は、五十肩で来院される患者さんが増えます。 “おかしいな”と思ったら、まず治療をお勧めします。痛いのを我慢するのは、体に毒ですよ。 同じような痛みで、筋が切れかかっている人もいます。痛みがある人は、医療機関・鍼灸院に早めにご相談ください。
余談ですが、前回ご紹介した「耳鳴り」の症例Cさんですが、現在も治療継続中で、耳鳴りと聞こえにくさがあったのですが、最近はラジオやテレビの音・人の声も聞き取りやすくなったとのことです。
次回は「喘息」の症例をご紹介します。
岩下鍼灸院 院長 岩下 登 Noboru Iwashita