まだ５月だというのに夏のように暑くなりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。暑さに体が慣れていないこの時期に、こんなに暑いと、体調を崩しやすくなります。風邪だけでなく熱中症も怖いです。草が伸びる時期で、草むしりを頑張られる方もいらっしゃるでしょうが、くれぐれも水分補給を忘れないようにしてくださいね。
喘息といえば「小児喘息」を思い出す人が多いのではないかと思いますが、大人、特に高齢者になって喘息を発病する方も多く、重症化する例もあります。 喘息は、自己免疫疾患のひとつとも言われている、呼気性呼吸困難を主とする疾患です。季節の変わり目や気圧の激しい変化（台風など）で誘発されることもあります。また、季節性のアレルギーと併発することもあります。喘息発作が起こる原因を知って予防することも重要ですが、免疫力を上げる・維持する・低下するのを抑えることも重要です。 最近はＰＭ２．５や黄砂に付着している有害物質も問題となっています。体を整える必要性がますますあると思います。 では、喘息の症例をご紹介します。
喘息は薬物療法と同時進行に治療をおこなうと、薬物の効果が出やすい体になることができ、コントロールしやすくなります。
次回は「膝の腫れ」の症例をご紹介します。
岩下鍼灸院 院長 岩下 登 Noboru Iwashita
