【第7回】
血液型でみる
 男性への自己アピール方法
【第6回】
血液型でみるグルメの違い
    (B型とAB型の場合)
【第5回】
血液型でみるグルメの違い
    (A型とO型の場合)
【第4回】
AB型男性ビジネスマンの特徴
【第3回】
B型男性ビジネスマンの特徴
【第2回】
O型男性ビジネスマンの特徴
【第1回】
A型男性ビジネスマンの特徴

著者 略歴
手塚博之(てづかひろゆき)
AB型  
1952 年 
宮崎市生まれ

慶応大学工学部を卒業後  
手塚本店入社    
現在に至る

2006 年 6 月 「血液型でみる男と女の相性」を、有限会社 鉱脈社より出版



第1弾!!血液型コラムへはコチラから

 第3回 B型男性ビジネスマンの特徴

B型社員は、職人気質、自分のスキルをとことん伸ばし、かたくなに守ろうとします。「俺の技術が欲しいなら見て盗め」というスタンスです。父性に乏しく(父性を発揮するのは、AB型、と同じB型にだけ)父性を発揮する機会が少ないから、他人の面倒見も悪いようです。自己中と言われる由縁です。B型社員には、地位や身分より、自分のスキルが伸ばせ発揮できる環境を与えてあげることが大切です。様々なことに対して興味が起こりやすく、職業でも自分に合う、合わせられる物を見つけ順応します。しかも自分に合う仕事ならば、単調な仕事でも継続できますが、あるきっかけであっさりとその職を投げ出す事もあります。それは、仕事上でのスキルのこだわりに関係していそうです。誇りを持っていた仕事に、自分より優秀な奴が現れ、かなわないと観念したとか、もっと自分に合う能力の必要な職業を見つけた等です。前にも述べたようにB型の誇りは自分の持つスキルです。そんなスキル習得には、O型以上の競争心を燃やし努力を惜しみません。そんな時のB型男性は、異常な頑張り屋に見えますし、実際にB型は努力家が多いようです。

B型の退社時の特徴は、非常識的・突発的です。自分の抜けた後のことは、あまり考えずに行動します。自分を認めてくれる上司には極めて忠実です。私は、昔の忍者にB型的気質を感じます。地位や身分へのこだわりやプライドも薄く、自分の好きなことが継続できる事を好みます。だから下手に昇格させるより、現状のままで良いということもしばしば起こります。
精神的耐性が低く、自分の思い通りにならない事が続くと、きれやすくプッツンとあきらめます。そんな事が突然の退社となるのでしょう。しかし自分の思い通りにならない場合、その環境を打破する努力も人一倍行います。B型は努力家だと感じている人は、そんな状況でのB型を見ているのでしょう。以前聞いた話で確証はないですが、B型は精神を患いやすいということです。B型気質から考えるとそうかもしれないと思っています。不可抗力(自分ではどうすることも出来ない)のプレッシャーへの耐性が低いのです。

凝り性の代表が、このB型でしょう。趣味性と仕事が一致したならばこれ程強いものはありません。自分の得意な事は、誰にも負けたくないという想いで、想像を超えた努力を重ねます。B型には、技術(スキル)を要する仕事に興味を持たせる事が向上の近道です。B型は世間的に独創性・芸術性があり天才的と言われていますが、私はむしろ、伝統をひたすらに継続する地味な能力が高いと感じています。B型の天才性は、努力の賜物です。だから「自分は天才だ」と思っているB型はむしろ少なく、自分のスキルに対するコンプレックスが強いのも確かです。おそらくB型のイチローは自分が野球の天才だとは思ってなく、まだまだ自分の技術を伸ばすことを考えているはずです。B型の天才的能力は、スポーツ選手や芸術家、タレントや俳優等、彼らの努力に裏付けられたものだと感じます。ここ一番、クライマックスを迎えたときのプレッシャーに強いのは、確かにB型かもしれません。それは、ある面ナルシストで目立ちたりがり屋、自分の技術を人に見せる事に喜びを感じるのでしょう。

B型の忠誠心が、A型と最も異なる点は、自分を、自分の能力・スキルを認めてくれる上司に対して湧き上がるもので、会社ではなく信頼置ける上司個人にあることが多そうです。従ってその上司が、退社する場合自分もというケースが考えられます。また信頼していた上司に裏切られたときは、強い不信感を抱くようです。B型社員の説得には、血液型サイクルから、O型上司、O型同僚、B型上司が良いでしょう。
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