約一年間にわたって血液型の男と女の相性について掲載させて頂きました。
このコラムを読まれた感想はいかがだったでしょうか。
血液型による違いという興味は、高校時代から持ち、その観察と分析は、自社の社員方へのインタビューで得られたものです。興味の中心は男女間の相性らしきものですが、その他にも、その観察・分析過程中に感じた諸現象がありました。「何か他に血液型に関するものはないですか」という要望に応えて、またまた私の独断・偏見の情報を掲載させて頂きます。それは諸血液型の特徴・・・特に男性の特徴です。女性の読者が多いことでしょうから、自分の夫や恋人、またまた兄弟や息子までどんなビジネスマンなのか、食に関してはどんな感じなのか、掲載を一番ためらっている男性自身の本質などきっと参考になる事と信じています。

では、日本で最も多いA型ビジネスマンについて述べていきましょう。
ビジネスマン　　Ａ型男性　 A型社員は、自分の地位・身分を結構気にします。プライドが対外的です。プライドもB型の意識は、「自分の技術や能力がどうなのか｣というように内に向くのに対し、A型は自分の状況、現状、人から見られてどうなのかという外を強く意識したプライドです。A型は、What to be　つまり自分が何なのか、先生、警察官、部長、課長など職業や役職に対するプライドです。一方B型は、What canＩdo、自分の技術・能力は何なのか？　どんなことができるか？　その高さは高いのか？　といったことが自分のプライドです。いきなりＢ型との比較が出てきましたが、Ａ型とＢ型、Ｏ型とＡＢ型との違いが、分かり易く今後もよく出てきます。それに血液型別の行動や思考の特徴は、相対的で比較検討をした時に初めて分かるものだからです。
A型は感性が細かい上、他人にも自分の感性を共有してもらいたがる傾向があります。Ａ型同士の夫婦や友達の場合では、それが（感性の共有）が心地よい関係を生み出します。一方違う血液型の人に対して、その繊細さが悪く出ると、細かいことやどうでも良いことを必要以上に注意したり、説教したりするようです。特に言いやすい部下や女房、子供に出てきます。しかし不思議なことに本気で怒ってはいません。小言を言われた本人は、結構堪えている事をA型男性は知るべきです。特にＯ型が、Ａ型からの小言や注意には堪えるようです。（O型男性とA型女性の場合も同じ傾向）
しかしA型は他人のミスや悪事に対して寛大です。心から謝ればかなり大きなミスでも許します。一方B型はそんなことに冷酷です。あるＴＶ番組で、センター試験の解答用紙に名前を書き忘れた人への対処の話があったのですが・・それを許せる・許せない等の議論・・A型の人は、結構許してやり直させるというものでした。Ｂ型のように　すぱっと切る冷酷さを持ち合わせていないような気がします。ミスした時、Ａ型上司には誠心誠意を持って謝れば大抵の事は大丈夫でしょう。
A型は精神構造も強そうです。というよりやや「精神的マゾヒスト」の傾向があるのではないかと思っています。だから自分自身をいじめる事に慣れている＝精神構造が強い　となる訳です。上司に注意や説教を受けてもさほど腹立たしく思わない、むしろ自己反省をする、そんなことが会社や上司に対しての忠誠心にも繋がると思っています。Ａ型は、どの血液型よりも会社や上司に対して忠誠心が強そうです。会社での待遇面でも、我慢強く、出来の悪い上司にでも極めて忠誠心・従属性が高いでしょう。上司から見ると扱いやすく、信頼置ける部下です。ただし部下からは、細か過ぎて受け入れられないケースも多そうです。自分の感性を出しやすいＡ型男性の上司は、部下からの評価は低いケースが多いでしょう。ただし芸術家や特殊能力を持ったＡ型男性の繊細な感性は、重要な事も真実です。天才的人物がＢ型に多いように感じますが、Ａ型こそ天才芸術家、技術屋、スポーツマン、タレント等が多いと思っています。 Ａ型の細かさは、資料やデーターを集め、持ち前の自分の感性に照らし合わせるといった分析能力が高いようです。細かい仕事を根気強くやれる能力は、人一倍高いです。
Ａ型の退社時は、極めて常識的・かつ会社に、できる限り迷惑をかけない気遣いを示します。Ｂ型だと自分の抜けた後の仕事の穴が大きいほど、ある面喜ぶのですが、Ａ型にはそんな気持ちはありません。血液型サイクルからいって、Ａ型社員の説得には、ＡＢ型上司・ＡＢ型同僚、A型上司が良いでしょう。Ｏ型上司の説得には応じにくいと思われます。