いさはやの方言(昭和54年収録)
昭和54年に諫早商工会議所が作成したスライド映画「豊かなふるさとを求めて」の中に収録されている各地域の方言で語られた音声をアップしてみました

 
 
第一場「有喜漁港での風景@」
第二場「有喜漁港での風景A」
第三場「有喜漁港での風景B」
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時間(第三場「有喜漁港での風景B」  37 秒)

おさんな   どこんたり  売いぎゃ 行くとかん。
(あなたは)(どこあたり)(売りに)

きゅうの いおは  良かいお だっけん ひゃあまつの下 から
(今日の)(魚は)(良い魚  だから)(這い松の下=旧地名)

田町ん にき   行たて みゅうだん。
(田町の あたり)(行って みるよ)  

そいぎんにゃ、おりゃあ みなんめん にき 行たて みゅうかにゃあ。
(それじゃあ)(俺は) (南目の あたり)

がっちゃ せじ  よかもんのお。
(重ならずに) (いいからねえ) ※南目=中心部からみて南側の地域

くけて しもたのお。 いおの 新しかうち  行かんば  ねまって、
(結んで しまったか)(魚が 新しいうち 行かないと) (腐って)

しまうけん 早よ 行こばいのお。
(しまうから)

おさんな ないお しとっとかのお。  おどま  もう いのう たぞ。
(あなたは 何を してるんだい)  (わたしは) (担う=背負う)

早よ行こばい。行こばい。

おっと この わいの  早さ、どら いっちょ きばって きて
      (あなたの)    (いっちょう がんばってきて)

儲けてきゅうかにゃ。 よいしょこら!
(儲けてこようかな)

有喜地域